W.I.N.G. レビュー:幽谷霧子編

W.I.N.G. レビュー

今回はミステリアスな容姿と、独特な雰囲気でみんなを癒やす、幽谷霧子ちゃん編です。
特徴的な銀髪と、口が少ないこともあり、初対面の相手を警戒させてしまうことがありますが、
独特な感性を持つ、心優しい女の子で、みんなを癒やし、魅了していきます。
そのせいか、プロデューサーが変なテンションになりがちですが、ご愛嬌なのかもしれません。

――わたしの中の……全部……!
わ、わたしたちの力……届けます……!
……わたし……変わりますから……!

初期霧子は人外じみた描写が多いです

初期の霧子は、独自の世界と言うべき、独特な感性の為、プロデューサーも、
最初はコミュニケーションを取るのに苦労する一面があります。
しかし、霧子のことが徐々にわかってくると、プロデューサーは、
霧子の世界に魅了され、どんどん惹き込まれています。
そんな霧子との出会いから見ていきましょう。

プロローグ『包帯の女の子』
霧子はオーディション組ですが、実は記憶改竄説があります
既にプロデューサーの様子がおかしい

今日から担当するアイドルが来てくれていると、はづきさんに言われるプロデューサーですが、
プロデューサーは誰のことだろうか?と、心あたりがないようです。
応接室に居たのは、オーディションで出会った幽谷 霧子という少女でした。
霧子を見た瞬間に、まるで記憶が湧いて出たかのように、霧子のことを認識するプロデューサー。
包帯を巻いている霧子に、怪我をしたのか?と心配します。
霧子は、ちょっとぶつけただけだから、心配しないで欲しいと言います。
プロデューサーは、念のため、経過は教えて欲しいと言いつつ、
包帯を巻くのが上手だな、と、霧子を褒めます。そんなプロデューサーの言葉に、
霧子は、包帯を巻くと落ち着くと、緊張しないようにしたかったと返します。
プロデューサーは霧子の言葉に疑問を抱きつつも、これから一緒に頑張っていこうと、
霧子に言葉を返すのでした。

シーズン1『みえない献身』

ユニットメンバーとのレッスン日ですが、霧子はみんなよりもかなり早く来て、
レッスンルームの掃除をしているようです。驚くプロデューサーに、霧子は、
みんなの足を引っ張るかもしれないので、こんな形でもみんなの役に立ちたいと言います。
プロデューサーはそんな霧子をすごく偉いと褒め称えます。
プロデューサーの言葉に霧子は、そんなふうに言ってもらえたことがなかったので、
すごく、嬉しいですと、笑顔で言葉を返します。

今回はじゃあ……俺にも掃除させてくれを選択

そんな霧子にプロデューサーは、俺も一緒に掃除させてくれと言います。
申し訳ないと霧子は言いますが、アイドルとプロデューサーは二人三脚。
これからは一緒に頑張っていこう!と言葉を続けます。
プロデューサーの言葉に霧子は、一緒に頑張りましょうと、頷くのでした。

シーズン1(クリア)
実は円香と似ている部分がある霧子

無事に一次審査を通過したことをプロデューサーから告げられる霧子。
喜ぶプロデューサーとは対照的に、どこか不安そうな様子です。
そんな霧子にプロデューサーは、何か悩みでもあるのか?と心配します。
プロデューサーの言葉に霧子は、次はダメかもしれないと思うと、
次のことが心配になってしまうと、自身の心境を打ち明けます。
プロデューサーは、そんなに思い詰めなくていい。
霧子が頑張るのは、これからも変わらないだろう?と、言葉を返します。
霧子はプロデューサーの言葉に、疑問を頂きつつも、
嬉しいってちゃんと思えるように、頑張りますと、気を引き締めるのでした。

シーズン2『優しい失敗』

オーディションでぎこちない感じになってしまい、プロデューサーに謝る霧子。
プロデューサーは謝ることじゃないと言いつつ、どうしてそうなってしまったのか、
理由を尋ねます。霧子は最初は特に理由はないと言いますが、プロデューサーが、
再度理由を尋ねると、隣の人の邪魔になったらいけないと思い、
遠慮してしまったと答えます。そんな霧子にプロデューサーは、

今回はわかったよ。そのままの霧子を見せてくれを選択

わかったよ。そのままの霧子を見せてくれと言います。
なんとなく、霧子の魅力がわかってきた、とも。
プロデューサーの言葉に霧子は、ちょっと恥ずかしいと、
自分に自信を持つようなことがなく、そのままの自分というのも難しいと。
そんな霧子の言葉にプロデューサーは、それでいいんだと、返します。そして、
難しく考えなくていい、俺が見てるからとアドバイスをします。
プロデューサーの真剣な言葉に霧子は、プロデューサーさんが見ていてくれるなら、
大丈夫かもしれませんと、頷くのでした。

シーズン2(クリア)

二次審査も無事に通過し、プロデューサーと共に喜ぶ霧子。
前回とは違い、間違いないって言ってもらえた気がすると、安堵した様子です。
プロデューサーが間違いない?と聞き返すと、霧子は、
どうしたらちゃんと喜べるのか、みんなも私もどうしたら楽しくなれるのか?と、
考えていたと伝えます。そんな霧子にプロデューサーは、
霧子は立派にアイドルをやっているから、大丈夫だと、今回の結果は、
霧子が歩んできた道が正しかった証明だと、断言するのでした。

シーズン3『マイステージ』

今日は大きめのステージでのライブのようですが、霧子は、どこか落ち着かない様子です。
そんなに緊張しなくても大丈夫だぞと言うプロデューサーに、霧子は、
自分の歌が、いつも手伝いに行ってる病院に聞こえると思うと、落ち着かなくてと、
自身の心境を吐露します。そんな霧子をプロデューサーは、今日は、
心配も、遠慮もいらない。霧子のステージなんだからと、アドバイスと共に送り出します。

ステージは、病院関係者のお客さんが多いこともあり、あたたかい空気の中、
順調に進んでいきます。しかし、途中で、赤ちゃんが泣き出してしまいます。
会場の空気が気まずくなる中、プロデューサーの心配はよそに霧子は、
赤ちゃんのために、子守唄を歌います。会場が静まり返るほどに綺麗な歌声で、
見事、赤ちゃんも泣き止み、会場からも拍手が送られます。
ステージを最後まで見事にやりきった霧子にプロデューサーは、

今回は自信を手に入れたみたいだなを選択

自信を手に入れたみたいだな、と、声をかけます。
プロデューサーの言葉に霧子は、そうかもしれませんと、病院の人達が、
あんなに喜んでくれるなんてと、嬉しそうに頷きます。
そんな霧子にプロデューサーは、いつもみんなに優しい霧子がアイドルになったんだ、
ファンになって当然だろう?と、言葉を返します。霧子はプロデューサーの言葉に、
照れつつも、自分を送り出してくれてありがとうございますと、
プロデューサーに感謝を伝えるのでした。

シーズン3(クリア)

三次審査も突破することができた霧子は、前回よりも更に嬉しそうな様子です。
プロデューサーも霧子の頑張りを褒め称えます。霧子は喜びつつも、
こんなに評価してもらえるのが夢みたいだと、言います。
そんな霧子にプロデューサーは、大丈夫、夢じゃないぞと、
霧子が積み上げてきたものがちゃんと伝わったってことなんだ、と、
霧子に伝えます。プロデューサーの言葉に霧子は、
みんなのために、わたしのために、もっともっと何ができるのか、
わかってきたと、自信がついた様子で、言葉を返すのでした。

シーズン4『わたしのしるし』

ファッション誌の撮影の仕事をしている霧子。プロデューサーの心配とは裏腹に、
順調に撮影が進んでいるようです。しかし、撮影の終わりにカメラマンが、
最後にガツンとインパクトのある写真を撮りたいと提案します。
プロデューサーに意見を求めるカメラマンに霧子は、自身のお守り代わりでもある、
包帯を見せる感じで撮って欲しいと提案します。
霧子の提案に驚きつつも、良い考えだと賛同し、結果として、
霧子の魅力が詰まった良い写真を撮ることができました。
プロデューサーは霧子の成長を褒めるように、

今回はカメラマンも褒めていたぞを選択

カメラマンも褒めていたぞと、霧子に伝えます。プロデューサーの言葉に霧子は、
本当ですか?とやや懐疑的でしたが、そんな霧子にプロデューサーは、
霧子の魅力が届いたんだ、と、言葉を続けます。霧子はプロデューサーの言葉を受けて、
嬉しそうに、もっとアイドルを頑張ると、宣言するのでした。

シーズン4(クリア)

W.I.N.G.出場が決まり、プロデューサーと共に喜ぶ霧子。
今までとは違い、明確に、心底、嬉しいようです。
W.I.N.G.に出られたらやってみたいことがいっぱいあると話す霧子に、
プロデューサーは、霧子の成長に驚きつつ、霧子なら良いアイドルになれると、
確信したのでした。

準決勝コミュ

準決勝が目前となり、緊張で手が震えてしまう霧子。
そんな霧子にプロデューサーは、今日のために沢山レッスンをしてきたから、
大丈夫だと、自信を持って、行っておいで!と、霧子を送り出します。
霧子はプロデューサーの言葉を受けて、準決勝の舞台へ挑むのでした。

見事勝利し、プロデューサーと喜びを分かち合う霧子。
準決勝に勝利し、自分に自信が付いたのか、ここまで来たら優勝したいと、
決勝戦への意欲を示すのでした。

決勝コミュ
癒やし系ほど決勝戦前の強者感がすごい

決勝戦前ですが、霧子の落ち着いた様子を見て、もう心配いらないと感じるプロデューサー。
霧子は、緊張しているが、それ以上に楽しみだと、今までになかった、
ライブへの高揚感を自覚しつつ、決勝戦の舞台へと向かっていきました。

霧子は見事、W.I.N.G. 優勝を果たします。プロデューサーも霧子に、
最高のステージだったよと、称賛の言葉を贈ります。プロデューサーの言葉に霧子は、
あんなにたくさんの人に喜んでもらえて、本当にアイドルになってよかったと、
プロデューサーにアイドルになれたことの喜びを伝えるのでした。

エンディング『あの日』

W.I.N.G. 優勝を成し遂げた霧子は、何故か公園に1人で居ました。
理由を尋ねると、今までのことを思い出していたと、霧子は答えます。
自分を変えたくてアイドルになり、アイドル活動を通して、たくさんの人に応援され、
アイドルとして、自分を変えることができたと、変わることができたのは、
プロデューサーのおかげだと、霧子は今までの感謝を伝えます。
そんな霧子にプロデューサーは、

かーっ!見んね霧子!卑しか男ばい!

最初に出会った頃から、今も、ずっと霧子に魅了されているよと伝えます。
霧子はプロデューサーの言葉に嬉しそうに頷き、
ずっと、ずーっと見守っていて下さいと、言葉を返すのでした。

まとめ

霧子が可愛いせいでプロデューサーがやばい(気持ち悪い)
初期の霧子はミステリアスな雰囲気が強調されていますが、実際は、
独自の世界観を持っているだけの、心優しい女の子だということがわかります。
この独自の世界観の共有というのが、初期霧子の最大の課題であり、
アンティーカメンバーも、恋鐘以外は最初は理解に戸惑う場面があります。
プロデューサーにいたっては、霧子のことを理解しようとするあまり、
悪夢(伝説のてんぷらコミュ)を見たり、テンションがおかしくなったりしてしまい、
他のアイドルの前では見せないような場面が多々描写されます。
しかし、戸惑いつつも、霧子の世界に、真正面から向き合っていくことで、
段々と、霧子の理解が、絆が深まっていくさまは、アイドルの成長物語としては、
王道であるといえます。儚げな雰囲気と、優しい心でみんなを魅了する女の子。
そんな幽谷霧子ちゃんを貴方もプロデュースしてみませんか?

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